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キェ―――
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ただいま全能感に満ちているわけだが
満ちた流体は溢れかえって為す術なく地面に垂れ流し
更に保有する温度が比較的高いために
直に乾ききるのは現象として当然の推定であることは
これまでの見聞と照らし合わせても明らかであり
故に目蓋の裏側が虚脱感に変移する時のことを考えると
別になんとも思わないな。
だっていま全能だもん。

頭の中の小人たちを数十人の私が囲むは私にとっての針の莚

気になっていた男は発言に筋が通っておらず失望した。
そうやって把握し、切り捨て去った気になるのが良くないので見直す。
なぜなら、その徹底の先に残るのは、とある一点、即ち自己中心であることが知られているからだ。
しかしながら、君が何を喋ろうと、何を現そうと、
帰納すれば昨日の昨日は偶然、
偶然が齎した自己の発散の為、偶然の論理を回収する為でしかないということ。
そこら辺をちゃんとまず認めてほしい、認識してほしい所だ。

もしそうでないのなら、示してくれよ 今その具体例 ほら
誠実なフリをするなよ 無関心のままでいろ そういられるならな



ボケ老人は続ける。



自分と自分の手に届く自分以外を自分として取り込む努力をしていきたい。
この努力の指向が潰えたときが大人になるときだ。
(既に片足を突っ込んで体幹のバランスをフラフラ崩している状態)

これは半ば本気で陶酔していると気づいた戒めである。
この定義に依ると俺は大人になってしまった。



ボケ老人はさらに続ける。



僕はね、頭の中にハムスターも数えきれないほど飼っていてね、
めいめい頻りに滑車を回るんだけど、馬鹿だから言葉が喋れないんだよ。
名前は全部で一つ、ヘルパマロンという。
だけど、あれで個体は動力を供給し続け、滑車は速度を保っていて、
目を閉じて気をつけていると意味なんだよね。
刺激に対して滑車位相が固定された運動をする個体と、
滑車を蹴り飛ばす脚の力加減を変化さす個体がいるんだ。
だから馬小屋臭いハムスター達に話しかけるのが僕の仕事ってわけさ。
また、一向に見えてテレパシーでもって別の個体と話をしてるハムスターと、
ある条件下で他のハムスターを牛耳るボスハムの存在が示唆されているんだ。



ボケ老人はするめを食べた。




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