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キェ―――
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まず、みんな僕の眼を見てくれ。近年、倒すべき敵がどんどん強くなっていくのが分かる。"電通マン"や"准教授"、あるいは"偶然"なる敵キャラもぼちぼち出現し始めていて、どうにかして打ち勝たなければ先に進めなくなってきた。今も攻防のさ中(ほとんど敗走中)で、"ポケモンセンター"という施設にはまだ行ったことがないので、HPが削られすぎて実体も半透明になってきた。僕は、「迷ったら行く」ようにしてるけれど、この質問でヒトは二分されるだろう、ダメなやつとダメじゃないやつに。私は前者である。世界が憎くて堪らない。

悲しすぎる。実は、畜舎の掃き溜めのようなこの場においてですら、隠し、言及したくない話題も何点かある。それは、他人にとって、"取るに足らない事柄"であると評価されるのが恐ろしいからだろうか? いまだに、あの頃の経験のせいで私はこんな性格になったのだろうか、それは甘えに過ぎないのだろうか、と考えることが多く、いまだに、10年近く昔の自分の気持ちを整理できてない。自動的に袋小路のそのまた隅に向かう迷路。"自分"や"世界"に対する視点が、一般の場合と比較して歪んだものとなったのは確実なのだろうけど、どこがどう違うのかを比較検討するには神経が臆病すぎるのかもしれない。ひとたび幹が折れた植物は、その後順調に太陽に向かって伸びていったとしても、経年する程にグロテスクな様相を増していく。まただ。また、いつの間にか環境がステップアップされている。学生のうちに恋愛らしい恋愛もすることができなかったし、すでにその次の次あたりの段階がそのあたりに来ている。仮に私が女であったとすると、それだけでもっと持てはやされていただろうにな。身も心も美しい人に抱擁されたい。

僕の抱く予感は、鱗状の素肌に喩えられる。敏感な素肌上では、輪郭が立体的に展開して体系立つ。体が世界中のすべての色を吸収しようとしている。体中の毛穴という毛穴から輻射された暗黒の感情粒子、黒い風のような感情が小さな結晶として濃縮蓄積される。それらを取り除き 更に根を断つ 双方向からの努力は無に帰す、という予感と実感の渦中、滞在時間が長くなるにつれて流入を増す黒を横目に、泥が渦巻く中心から渦の外を睨み続けている。



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