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キェ―――
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ここ数ヶ月の通過儀礼の中、電気双極子としてモデル化される皮質錐体細胞が超然的に紡ぎだす思考という営みが不良債権化され続けていて、僕は困り眉でその腐敗を見守っている。今日は気が狂ったので、ピンクのママチャリンコ上における夕刻の帰路、「おいしい牛乳飲むんだぴょん〜」と詠唱していた。"述べるべき事柄の予感"というものが体の空気に触れている部分から絶えずしみこんできては尿として集められ、排出されている。一つ、言葉というものに対して趣向を凝らせば凝らす程、ただ、"滑稽だ"と思う気持ちを無視することができなくなってきた。心が死んでいく。この変化は一面的に過ぎず、もっとより致命的な変革が自分の中に生じているのではないかと考え、現在、中学生のときの"500M遠泳"における"苦し紛れの息継ぎ"のような気持ちでこれらの文章を認め、形を、変化する自分のサンプルを残しておこうと努めている。("演じている"だけかもしれない。)



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