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キェ―――
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身の回りにあるもので1番丸いものってなんだろうと考えたら、人間の瞳だろうと思ったりして。

私は、抽象的な表現ばかりを用いることが多くて、世界の具体的な叙述による、間接的な意味の表現みたいなものが、意識してみたところでほとんどできないことに気づいた。そう思いながら生活していると、体が感じた世界の現象から何かに気づこうと働きかけていくような、やや新しい内容が持ち込まれつつある。日常を消費しては葬り顧みることなく、ちょっとした違和感は押し殺して無視しながら、前の方を向いて生きるのは、とても人生っぽいし、やりやすくって、この数ヶ月はそのやりやすさに甘んじていた。そうして、大切と言うには自信がないけれど、重大であったに違いない記憶が、ズブズブと地面に埋没していく様子を背中に感じながら歩いていくのは、どう考えても哀しい。日常を振り返るような類の文章では、切り口はどうであれ、この辺から逆説で繋いできて、少し立ち止まるよう周りの人々に説くのがセオリーであると思う。でも今の僕は、もう少しこのまま前の方を向いてやっていきたい。完全に勘だし、理由は知らない。前を向いてるから。まあこんなことを言っている時点で矛盾が生まれている訳で、割と、最近の座右の銘は「ジェットコースターのような毎日を」にすべきだな。日常のスピード、疾走感について行くのに精一杯で、我を出していく隙も余裕も無い毎日を。たぶんそのくらいでちょうどバランスが取れると思う。

「あなたのこと、あなたの周りの人よりも良く知ってる」とネット上で片思いしている対象が何人かいる。そのうちの1人の人に関しては、先日ブログの記事で述べた。もう1人の人に関して、今、少し述べたくなった。テキストサイト時代からホームページを何回も読み直し、文体もモロに影響を受けるくらいファンだった2周りくらい年上の女性だ(今も尚その脈流の中にいると思う)。その人は、更新がツイッター中心になり、自分がツイッターを始めるときにドキドキしながらフォローしたら、フォローバックをしてくれて嬉しかったが、しばらくしてリムーブされたのが、いまだにつらい思い出となっている。その女性は、一言で言うと、多くの点において"ニッチ"な人というイメージがある。詳細は割愛するけど、嗜好の偏向を良しとする土壌が形成された。最近考えているのは、インターネットにおける、ある対象への一方的な知見の深化の可能性に関してである。ネット上では、ある対象を好きになればなるほど、きっかけからの自然な流れで、かつ、ローリスクで、ストーカーに近い行為を行うに足る環境が用意されているということ。私は、中高生時代、ネットにおいて、他人からの影響を受けたり学ぶことが多かった。その過程では、こちらから働きかけることはなく(所謂ROM専)、他人からの否定というフィードバックが帰ってくることがなかったために、他人からの情報で一方通行である状態も、コミュニケーションの形式として正当性を纏っていた様に思える。そうして、インターネットを介して、世界に存在している人間とのコミュニケーションの歪な方法を多感な学生時代に大いに享受してきたことにより、私の人生を回す歯車が狂った感じがある。一方通行性と言うと、本やマンガやテレビなんてものもあるから実は何とも言えないし、所々日本語がおかしいが直すことはしない。ただ、その質やリアリティとか密着性みたいな点において、近い風で錯覚しやすいのではないかな。こういった性質は、現在にまで完全に糸を引いており、あらゆるレベルにおいて、自分が思ってること・考えていることは言うまでもなく世界と共有されているのが当然であると思い込んでいることが多いのに気づいたのはここ数年だ。また、それらをいざ伝えようと思っても、うまく伝えられないことが多くて、とてもつらい。まあつまり、「だって分かんないよ!アスカは何も言ってくれないんだもの!」ということなのだろうので、分かってほしい人に、分かってほしいことは、ちゃんと話そう。

また、私が人前であまり話さないのは、何か自分の意見を話すと、他人は「何言ってんだコイツ」という反応をすることが多くて、嫌になるし、適切な話題と表現を選び続けることもできなくて、黙っているのが1番になるということが理由の1つだ。それだけではないかな。私自身は人と話すことは好きなんですけど。その辺はたぶん誰にも理解してもらってない。あと、誰かにめがけて単語や記号を羅列してぶつけて、そのリアクションを受けることだけでは、何かを知ることはできないと考えているから、会話を想定することのない、自己完結した形で思いを巡らせていることも多い。記号としての今野杏南じゃないんだよ、別に俺はお前らと感動を共有したくはないんだ、わかる? しかしながら、対話という形式で瞬発的に生み出すことのできない思いは完全であるか...?

僕は、何遍も読んだ漫画を、今日も飽きもせずに読み返すような人間だけど、
君は、禄に台詞も覚えることなく、新しい漫画を、内容を、求めるような人間だ。
どっちがいいかなんてことは分からないけれど、君とはウマが合わないことを予感させるよね。





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