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キェ―――
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最近、自分がどんどん詰まらない人間になっていくなあとたびたび思う。
それは今までは詰まる人間であったという自負の仮定を前提としているという点で最悪であるが、
かつてない程に何も思い浮かんでこないなということがある。
もしその仮定を支持するならば、その理屈は非常に明確である。
5ヶ月の普段、数字を巧く殴って綺麗に歪めていく机上の過程に関して、
その最先端を突き詰めていくのならまだ良いのであるが、
起こりからの時間差が生み出してきた秩序がそれを許さず、
その秩序を斜め上から眺めることができないでいる。
それはある意味意外でありながらも見込みは薄々あったものだ。
時間を咀嚼するのが詰まらないことであるというのは当然であるにしても、
それが美しく映ることが定期的にやってくるということがまた問題である。
その美しさと理の道が、ストン、とその道を切り離しずらくさせている。
そもそも、その仮定は簡単に棄却され、良かれと思って世界ザ・ワールドにインタベーションした結果、
自分の詰まらなさが当然に露呈していったと言った方が正確だろうが。
独創性というものは、無い。
だから、生きんとする意思だけでヌルヌル動いてるっていうような状況。

などと言って、根流にあるものはポジショントークであるだろう。
上から落ちてきて口あけてただけなのにさも自分が選んで奪い取ったような言い方をする人間は死ね。
"自らの意思で拒否した"と"できなかった"は雲泥だし、
"自らの努力でそれを勝ち取った"と"最初からほとんど決まっていたラッキー"も同様だが、
どちらの場合も自分に都合よく理性の勝利に話をもって行きがちだ。
結局ポジショントークの一言に集まるだろうか。
成人を過ぎた人間というものは、誰もが筋を通しているということに気づいたのはいつか。
確かに言えること、確信を持っていること、なんつったって、お前がそう信じたいだけだろ。
君は何も考えてなんかいないね。一切何も。
なんとなく生きてきた過去から成る己の維持の為に働く仕組みだろう。
あなた以外の殆どの他人は、その確かさとやらを何ほどにも思っていないだろう。
それは父親の背中に教えてもらった。

でも、一見不安定な基礎に積み上げた頭でっかちな建造物において、
日常生活?人生?マン?オブ?ライフ?を回していけているのを最近発見してしまった。大Shock

でも、こと他人に対しては、それがそれであるが故に愛することができたい俺は、
それが、それがそれであるが故に愛するということとイコールなのであるかを疑っている。

目覚めたら回旋機とカーテンが揺れてるだけの光景、外は既に黒、
それは今夏に見た3つ目の地獄であった。
出し惜しみしていた卵は気づいたら全部腐っていた人生であった。
脳ある鷹は~、なんつー最悪の言葉を美徳と私に教えたのはどいつだ。大切にとっておいたのにさ。

夏を享受し消費させてもらっている立場。
冷凍庫に出向いて保存されている21人の自分と対話する行事。
意味を問うのは最後の手段、というより、できればそれにすらしたくないよね ホントは...



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