この期に及んでも正しい側にいたい
けがれのない手では空には届かない

君に飛び込み輪郭をなぞれば
生きる意味とは何か？が見えた

こいつが出しゃばるとネバネバに囚われる
養殖物だから更に性質が悪い

部屋を抜け出しサーカスを臨めば
星空にてんびん座が覗いた

現在と未来は微積で行き来できる
心の向く方にスイッチを倒せば

光の粒を自由に繋げよう
その中に理があるから

心を占める人の影
繋がりを絶たれ空白の日々
歪な関係は時計
ただの秒針が虚しく響いた

どこか知らない誰かの気配を感じて
陽だまりのような気分にはなれず
息を殺しても報われることはない
それがやり切れない

今日も遥か彼方から叫びが聞こえて
物足りないとか下らないことは言えない
それでもブルースを歌うくらいは許されるだろう

あなたの一言を憶う
円と周のレンジは適性がある
未知の道に導かれ未来を摘むのは皮肉な話だ

頬をそっと撫でて流れる時の中で
漠とした夢を当てにする僕を待ち受けるものは
普通だということに幻滅するばかり

たどり着いた結論も朧げな糸も
そのうち必ず生活の渦に消えてしまうから
ブルースを歌わなければ済まないのだろう

歌は心に浮かべるものだと思う
零れた願いを繋ぎとめるため

この瞬間にあなたは何を願う？
季節の終わりを忘れる日まで

今日は肌寒いな
花びら舞う木立を歩こう

僕らが育ったこの街はスクラップでできているという
使えそうなパーツを拾い上げ 窮屈な空を見上げる

夢を見た後で夢を見せるだけ
同じ繰り返し
大きな流れの中で何ができるの？

フロントラインは自分で引けるだろう
継ぎはぎだらけの手紙の宛ては...敢えて言うなら「なんでもないこと」

足を絡めとる発電所
お互い様だと突き放す

尖らせまくった感覚で街の光を集めよう

SFですらない いい人だけの国
本音に向き合おう
都合のいい人を揃えて囲いたい

つけ入る隙ならあなたにくれてやろう
社会というのは一粒の露
生まれるべきは「そういうものだから」

真似したとしても意味がある
今語ることに意味がある

旅の思い出を言葉にしてみたけど
想像以上に口触りがよくない

どこまで行っても満たされない気がする
迷路の出口を肌が感じてる

たまには外に出よう 息を整えて
出会う人を傷つける覚悟はできたの？

僕だけが知っていることを伝えたい
長い旅にピリオドを打てる強さを

考えすぎるだけしか能がないから
陳腐な瞬発力を大事にしたい

校庭のような森のような所だ
さまよった先に何を求めてる？

遊んでいるゲームのルールはあやふやで
全クリして初めて気づく類だろう

1人でできることはたかが知れている
とはいえ つき詰めると納得が先立つ

頭の中に逃げれば夢が心地よい
どちらも本物だから選ばなくていい

投げた塊が向かう方を見ている
聞き飽きたはずの台詞に捕まる

ターゲットは見当はずれ 耽溺に尻込みした
ネオン・テルルを加えたら未知のマテリアルに出会えた

スキップして 連れ戻して 放出して 問い質した

あなただけのその響きをどんな時も忘れないで
鎖をつけて自由にさせて

光の球 射貫いた

サーキットは周回遅れ 神様は上の空
口にすればいいでもなく まずは本能に理解らせろ

喜劇の視聴者としてあなたを任命しよう
それなりにできそうですが物になるかかな 辛うじて

並び替えて 品評して 線で囲って 朗読した

エネルギーがどこから来てどこへ行くか感じ取れば
本気ですらも手懐けられる？

いつの間にか生まれる